資格試験によっては有効期限が決まっていたり、更新が必要なものもあります。
また、更新不要のもありますね。身近なものですと運転免許は3年~5年で更新、英検や簿記検定は更新不要です。
ではTOEICはどうなのでしょうか?
目次
TOEICに有効期限はないが「再発行期限は2年間」
「TOEICスコアの有効期限は2年間」と耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。これは誤った認識です。
正確には
「公式認定証の再発行は試験日から2年間以内のものしかできない」
ということであって、何年前に受けたスコアであっても、スコア自体は無効にはならないということです。
2年間以内であれば再発行の手続きをすることで郵送してくれます。
▼公式サイトのリンク
公式認定証の再発行|TOEIC Listening & Reading Test|TOEIC Program|IIBC
TOEICの公式スコアレポートの原本は大事に保管しよう
実は私も転職活動にあたり、昔受けたTOEICスコアレポートを再発行しようとしたら期限切れということでNGとなり泣く泣く再受験した苦い思い出があります。
大学受験、大学の単位認定、就職活動や転職活動、昇進試験など、公式記録として提出が必要なものはほぼ例外なく「原本」が必要となります。コピーではだめです。
ただし、原本を送ったきりで手元に戻ってこないとなると都度再発行の手続きが必要となってしまいます。
おそらく原本についてはスコア確認後に手元に戻ってくることがほとんどですが、まれに返却されない場合もあるらしいので提出時に必ず確認しましょう。さすがに「NG」と言われることはないでしょう。
原本は常に手元に置いておくようにすることがポイントです。
とはいえ最低でも2年おきにTOEICを受験しておこう
40代で転職活動をしているオジサンが20年前の大学時代のTOEICスコアを提出してもルール上はOKですが、さすがに20年も経っているので人事に目をつけられてしまうかもしれません。
その間英語に全く触れていないのであればレベルも落ちているでしょう。
できれば2年間おきなど、定期的にTOEICの受験をすることをおすすめします。
もし仮に昔受けたスコアより悪かったとしても最新のスコアを提出しなければならない決まりはないので一番よいスコアを提出するようにしましょう。
まとめ
TOEICに有効期限はないが再発行は2年間の猶予があるというのが正しい回答です。
2年以内に再発行する際にも、受験時のメールアドレスや電話番号、住所など個人を特定できる情報はきちんと分かるように手元に置いておきましょう。