TOEIC730点突破勉強法

35歳からの独学で、半年間でTOEIC300→TOEIC950にスコアアップした管理人の勉強方法を発信します。 小手先のテクニックではなく、王道の勉強方法を紹介するため、TOEICの後の英語学習にも大いに役立つよう構成していきます。また、外資系企業に転職した体験談、仕事内容についても適宜触れていきたいと思います。

TOEICに和訳力は必要?

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学校英語では、なぜか英語を日本語に訳すことに重きを置きます。

みなさんも英語の教科書の英文を、順番に数文ずつ音読してそれを和訳するというスタイルだった人も多いのではないでしょうか。

TOEICでは、和訳の問題は出題されません。英語と和訳の力は全く無関係だからです。

今回はその点について解説していきたいと思います。

目次

TOEICに和訳力は必要ない

まず最初に断言しておきます。TOEICに和訳の力は必要ありません。そもそも英語を話す上で、日本語を介在させること自体がナンセンスです。英語と日本語は語順が真逆といわれるように、英語は前から主張したいことを述べていき、一方の日本語は後ろに行くほど主張したい言葉が配置される傾向があります。

英語から日本語に和訳するためには、英語の内容を英語まず理解して整理し、その整理した内容を今度は日本語で意味が通るように配置し直します。

これだけで大変な労力がかかりますし、そもそもの英会話やビジネスの現場でこんなことをやっていたのであれば変換することに精一杯になってしまい、肝心のコミュニケーションをとることができなくなってしまいます。

英語は英語の語順で、英語のイメージで理解することが重要です。

英語で理解するということとは

英語で理解するということは英語の語順のまま、頭の中でイメージに落としむことが必要です。

例えば以下の英文があったとします。

 

The company decided to build two more branches in Paris in order to increase production next year.

 

日本語に訳すと「その会社は翌年の生産量を増大するために、パリにさらに2つの支社を建設することを決定した」となります。

主語のThe companyは日本語も訳としては先頭にきますが、それ以降は後ろから前に訳していることが分かると思います。

英会話の際にのこのような和訳を頭の中で行ってしまうと、一つの英文を聞き終えるまで内容が理解できないことになってしまいます。

その為。、前から細切れに意味を理解していくという必要があります。

イメージとしては以下のようなカタマリで意味をとらえます。

The company decided/その会社は決定した

to build/建設することを

two more branches/さらに2つの支社を

in Paris/パリに

in order to increase production/生産量を増大するために

next year/翌年に

説明のためにスラッシュの右側に日本語訳を入れていますが、この日本語も極力排除していく必要があります。

例えば、「branches」という単語について、日本語に訳すと「支社」になります。

単語を覚える際は「支社」という日本語で理解することはOKですが、頭に思い浮かべるときは、「branches=本社の下に枝分かれしている建物」というように「イメージ」で思い浮かべるようにしましょう。

branchesという単語の日本語訳が仮に思いつかなかったとしても、イメージで理解しておけば会話は成り立ちます。

ただ、通訳や英文を日本語に翻訳するような仕事の場合は「branche=支社」ということはもちろん必須なのは言うまでもありません。

学校英語ではなぜ和訳力が問われるのか

日常英会話やビジネス英会話で和訳力が問われないにもかかわらず、なぜ学校英語では和訳力が問われているのでしょうか。

これは推測ですが、学校英語ではまだまだインプット重視の学習カリキュラムが中心であり、スピーキングやライティングのアウトプット学習というのは定着しておりません。これは、教える側の力量の問題でもあり、日本の英語教育の根底が誤っているということに他なりません

生徒の理解度は、リスニングやリーディングの「受け身」のテスティングでしか測ることができないのが現状です。

では、英文の内容を本当に正しく理解できているかを測ることに最もシンプルかつオーソドックスなものが「和訳力」なのではないでしょうか。

英文が正しく理解できていないと、もちろん日本語に正しく変換することもできません。

受験英語は落とすための試験ですので、いかに受験生を巧妙に出題者の意図の通りに騙せるかを問うています。

東大の英語試験にいたっては、単語自体はセンターレベルとほぼほぼ変わらないレベルにも関わらず、英語を論理的に組み立てて理解し、それを正確に和訳する日本語能力も求められます。

これが悪いと言っているわけではなく、正しく英語を理解できているかを測るためには非常に有力な出題方法であると考えています。

ただ、この能力がビジネスで必須と言われるとそれは全くの別次元であるため、特に試験で和訳が問われる大学、資格試験を受験する際には和訳専門の講義を受けることが必要と言えるでしょう。

まとめ

結論としてはTOEICに和訳力は必要ありません。通訳や翻訳の仕事を目指すのであれば、和訳力、そして日本語の知識・運用力も必要となってきます。

ただ、英語を勉強するにあたって日本語が全く必要ないかと言われるとそんなことはありません。完全に英語社会で生きていくのであれば、英語オンリーの生活をしていけば構いませんが、おそらくそのような方は稀でしょう。

会社の社内会議は英語だけど、提案書や契約書は日本語。このクライアントは日本語だけどあのクライアントは英語といったように日英混在して仕事をすることがほとんどだと思います。

日本人として生まれ、日本語で生活してきた以上、日本語と完全切り離して生活していくことは実質不可能です。

なにも英語を話すからといって日本語を話すことがダメといっていることではありません。両方の言語を臨機応変に巧みに使いこなせることが重要です。

しかし、繰り返しになりますが英語を理解する際には日本語を介在させないということが一番のポイントになりますのでその点は留意するようにしてください。