グローバル化が急速に現実のものになってきている現在。
日本では残念ながらまだまだ英語後進国という位置づけになってしまっていますが、実際問題仕事で英語を使わざるを得ない状況になればなんとかなります。
英語が苦手な私もそうでした。
日本での英語力の評価基準は「TOEIC」がデファクトスタンダードとなっています。これから5年間、いやそれ以降もしばらくこの状況は変わらないでしょう。
ビジネス英語力をつける上での登竜門としてはこれ以上のものはないと思います。
TOEICの一体なにが魅力なのでしょう?
目次
1.勉強した分だけスコアが伸びる
TOEIC900点までであればかけた勉強時間に比例してスコアが上がっていきます。
もちろんきちんとした勉強法を続けているということが前提です。
理数系はひらめきや生まれ持っての才能が大きく、不得手な人がどれだけ勉強を重ねたとしてもセンスのある人にはかなわないことに対して、語学については後天的な努力量で確実に力が付く分野といえます。
TOEICは他の資格試験(IT系資格や簿記試験など)と比べると、難易度が一定に保たれるので勉強しない限りスコアが大幅に変動することはありません。
※IT系試験や簿記試験などの資格試験については回によっては合格率が数パーセント~50%前後とかなり変動する場合があります。
徹底して客観的なスコアリングで点数が算出されるので信頼性も高いということも魅力的ですね。
2.難易度に比べて評価が高い
英語をネイティブ並みに使いこなせるようになるには、それこそ何万時間もの勉強時間が必要となります。一方、TOEICに限定するのであれば数百時間あれば700点~900点のスコアは十分取得可能です。
大学や日本企業では、英語力の評価の指標としては「TOEIC」が大多数を占めます。
必要スコアも730点以上あれば評価してもらえることでしょう。
730点で足りない場合でも、730点とれる実力のある人であれば900点までは確実に達成することは可能です。(900点以上は英語力もそうですが情報処理能力が試される部分が大きくなります。)
TOEICのトピックは「日常シーン」と「ビジネスシーン」に限定されています。
それも内容的には難問奇問の類は出題されず、特に日々ビジネスに勤しんでいる人であれば馴染みのあるシーンばかりなのでそこまで苦戦はしないはずです。
対策をきちんとして適切な勉強時間をこなすだけで自動的に「英語ができるという人」という称号をもらえるということは受けない手はないですね。
3.試験回数が多い
TOEICの本試験は2月と8月を除いた各月1回、合計年10回開催されます。
一般的な資格試験では年1回や年2回といったものが多い中、非常に受験回数が多いです。それだけ需要があるのですね。
勉強を継続的に続けていくためにはある一定量のプレッシャーが必要となります。
皆さんも経験あると思いますが、受験の申し込みをしてお金を振り込んだあとはもう後にも引けずやる気がでてくるのではないでしょうか。
初めての方は毎月のように本試験がありますので、まずは直近の試験に申し込むことでモチベーションをあげましょう。
試験を申し込まないよりも申し込んでからのほうが勉強量は確実に増えます。これは私自身もそうですが、私の講義を受講している社員も同じ傾向があります。
年1回や年2回の試験であれば仕事やプライベートで参加できないことはあるかもしれませんが、TOEICについてはそんなことはないと思います。ほぼ毎月ある試験を受けることができないなんていうのは言い訳にしかすぎませんね。
4.参考書籍の質が高い
どんなに小さい書店でも必ずTOEIC関連の本は置いてあります。
大きな書店に行けば英語コーナーの中に「TOEIC専門の」コーナーがあることももう定番化しています。
10年以上前もTOEIC熱はありましたが、今ほどのものではなく、一部のTOEIC講師が出版した本が並んでいるだけでした。
最近ではTOEIC満点を何十回も連続で取得している講師などTOEICマニアと呼ばれる層が非常に厚みを増してきており、参考書関連の書籍の質もかなり高いものになっています。
逆にTOEICの出版本数が多くなりすぎて、およそTOEICを受けたことがないと思えるほどの著者が書いた偽TOEIC本も見かけるようになりました。ある程度ネットリテラシーのある人であれば事前に書評をチェックして購入することができますが、そうでない方は残念な書籍を購入してしまうことも多くなってきているのも現実です。
是非自分にとって最適な伴侶となる書籍にであることを祈ります。
5.英語学習にゴールはない!!
英語学習にゴールはありません。日々切磋琢磨して英語力を上げていく必要があります。
しかし闇雲に前に進んでいくことは不安がつきまとうものです。
そんな中、TOEICを定期的に受けることは自分の英語力を客観的に見つめなおす有効なツールとなります。
英語学習にゴールはないけれども、道に迷いそうになったときに正しい道に導いてくれるのが「TOEIC」であると私は信じてします。
まだまだ私も950点というスコアですが、まず直近の目標は990点をコンスタントに出せることです。そのためにも日々英語力に磨きをかけていきたいと思います。
皆さんも是非TOEICで人生を変えましょう!
Let's do it!!