ここ最近SNSを眺めていると、英語上級者程基礎を大事にしているということが分かってきました。
英語に限らず何事にも基礎が大事とは言われますが、実際にそれを理解して行動に起こせる人がどれだけいるでしょうか。
野球でいえば素振り、サッカーでいえば走り込み、では英語となると??
今回は基礎の重要性をお伝えしたいと思います。
目次
英語でいう基礎って何??
では、一体英語でいう基礎とはなんのことでしょうか。
ずばり、単語と文法です。
英語は世間一般で言われるほど難しい言葉ではないですし、実際に世界人口の4分の1を占める17.5億人が英語を使って生活をしています。
17.5億人のうち、4億人がネイティブスピーカー、13.5億人が英語を第二言語として使っている割合となります。
英語が扱えるというだけで世界の4分の1の人間と意思疎通ができるんですね。
これはすごいことです。
第二言語として英語を学んだ人が13.5億人もいるというのも心強いデータです。
私も実際に仕事で中国人やフィリピン人、インド人と会話をすることがありますが、彼らは難しい表現や語彙は一切使わずにコミュニケーションをとります。
もちろん専門領域の話になれば特有の名詞や表現は登場してきますが、それ以外の言葉
は基礎的な英語を中心として繰り広げられます。
言葉通り「中学レベル」の語彙と英文法を使っていますので、英会話は中学レベルで十分というのは本当ということが分かります。
基礎力を身につけるには
では基礎力を身につけるにはどのようにすればいいでしょうか。
勘違いしてほしくないのは、基礎=易しいわけではないということです。
よく、「基礎から」やり直すように伝えると、プライドが先行してしまいどうにもいうことを聞かずに上級レベルからやりはじめてしまう人、結構います。
基礎は決してやさしいということではなく、家で例えれば基礎工事、骨組の工程にあたります。ここがしっかりしていないとすぐに家が崩れてしまいます。
基礎力を身につけるには、中学レベルに立ち返りましょう。
中学レベルの文法、単語、読解をマスターすることで次の段階へスムーズに進むことができます。
逆にここをおろそかにしてしまうと、いざビジネスなどで英語を使う機会が来た時にすぐにボロがでてしまい結局最初に立ち戻ることになってしまいます。
そうならないためにも、中学レベルに戻ってやり直すということが非常に重要になります。
おすすめの参考書
まずは絶対に必要なことが、文法を理解するということです。そのためにはこちらの中学英語をひとつひとつわかりやすく。がおすすめです。
学研からの出版ということで非常に丁寧に分かり易く作られています。
さらにyoutubeで著者の山田さんが講義動画をアップしているので、映像をみながら学習できるという点もいいですね。
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最後に、英会話をスラスラといえるようになるための必携のテキストです。
書店の英語コーナーにいけば必ず置いてあるといっても過言ではない瞬間英作文です。
英会話は短い文章を数百本ストックしてすぐに言葉が発せられるようにトレーニングする必要があります。
それにはこの本がうってつけです。中学レベルの英文790本が掲載されており、日本語を見た瞬間に英語に翻訳するというトレーニングをしていきます。
冒頭にも述べましたが、第二外国語で英語を話している人たちは正直この本に書いているレベルの内容が覚えられて話せれば十分意思疎通できます。
あとは、語彙力をどんどんアップさせていけばネイティブともスラスラ話すことも可能になります。
私が勤める外資系の会社も、英会話トレーニングに瞬間英作文を使っている率が非常に高いので内容はお墨付きです。
まとめ
語学は基礎が大事ということをお伝えしてきました。
何事にも近道はなく、地道にコツコツとあゆみを進めていくことで力が養われていきます。
ここに挙げたテキストをマスターすれば、外資系企業で働くことも夢ではない実力が身に付きますよ。