TOEIC学習における3本柱(単語、文法、リスニング)の勉強方法をまとめました。
『TOEICをはじめて受ける人』から、『TOEICで高得点を目指したい』といった方向けのまとめページです。
本ブログで記事も160本を超えましたが、730点を突破するためだけのテクニックに終始したノウハウを記載しているわけではなく、TOEICに限らず英語力全般を上げるためのノウハウを記載してきました。
おかげさまで、たくさんの読者の方からTOEICのスコアアップ、英語力のアップの報告をいただいております。
巷には英語の勉強法は多種多様なものが存在しており、TOEIC受験者(特に初級者から中級者)の悩みの種になっているのは事実です。
正直に申し上げると英語力アップという観点からいえば「近道はない」というのが本音です。
しかし、ことTOEICに関していえば、限定された範囲、限定されたシチュエーション、限定された語彙といったように、ある程度の範囲は区切られています。
そのため、短期間で集中して勉強してしまえばだれでも高得点がたたき出せるのがこのTOEIC試験の魅力でもあります。
TOEICの点数ひとつで就職先や昇進といった、人生の道しるべになってしまっているのも事実です。
何も対策せずに敗者のルートを歩むことになってしまうのは大変に勿体ないです。
自分自身、TOEICで高得点を取ることで人生が大幅に好転しました。
この体験を是非皆様にもしていただきたく、拙い文章ながらもTOEICの魅力を存分につたえてきた、そしてこれからも伝えていく次第でございます。
前段が長くなってしまいました。
ぜひとも下記からご覧ください。
TOEIC英単語学習の完全マップ|入門から応用まで
TOEIC学習に限らず、語学学習で最も重要なことは単語力といっても過言ではありません。
中高で英語をそれなりに学習してきた人、特に受験を経験した人にとっては、あとはTOEICに特化した単語さえ覚えてしまえば、それだけでも高得点を狙うことは十分可能です。
TOEICはビジネス処の観点からの出題が多いので、学生にとっては馴染みのないテーマが多いですが、特段難しい用語や概念を問われるわけではありません。
日頃からニュース、新聞などから情報を得ているのであればさほど苦も無くTOEIC単語をマスターすることは可能でしょう。
以下の点を頭に入れたうえで、記事をご覧いただければ理解が深まります。
- TOEICに出題される単語は決まっている
- 極端な話、単語力さえあれば高スコア取得も可能
- 必ず音声とセットで覚えること
TOEIC英文法学習の完全マップ|中学レベルからでもPart5満点狙えます
TOEIC頻出の単語をある程度覚えたあとは、並行して文法学習もすすめていきましょう。
TOEICに出題される文法事項は、受験で問われるような重箱の隅をつつくような難しいものは出てきません。
基本原理がしっかり理解できていれば9割以上は正解できる問題がほとんどです。
しかし、この「基本原理」が非常に大事なことで、中学英語からしっかりと理解しておくことが重要となります。
ここを飛ばしてしまうと、後々になって前に立ち戻ってしまう事態が発生してしまうので、おごることなく、一から学習するつもりで対策していきましょう。
以下のポイントを押さえながら、記事をご覧ください。
- TOEICの文法は難しい事項は出題されない
- 中学文法をないがしろにしない
- TOEICの文法パートはスピードが勝負
TOEICリスニング対策の完全マップ|発音を学べば劇的にリスニング力アップ
3本柱の3つ目、リスニング対策です。
リスニングもいってしまえば、単語と文法の延長上の話です。
しっかりと単語と文法が理解できていなければ聞き取ることはできません。
当たり前の論理です。
TOEIC対策という観点からいえば、リスニングパートは非常にお得なパートです。
それは、リーディングパートに比べると難易度が易しいからです。
日本人の平均的なスコア配分は、リスニングパートのほうがリーディングパートよりも高くなる傾向があります。
これは単純に、「簡単だから」といってしまってよいでしょう。
そのため、単語と文法をマスターしたあとは、リスニングを徹底攻略していくことをおすすめします。
リスニングで重要なことは、音をきちんと判別するということです。
一つ盲点なのが、リスニングは「聴き取る」という受け身の試験ととらえがちですが、実際には自分でもその音を「発音できる」ということが非常に重要な点となります。
自分で発音できない音は聞き取ることができません。
この観点から、本記事では発音の重要性をベースに、リスニング対策方法をまとめています。
以下、ポイントを押さえながら記事をご覧ください。
- リスニングパートは発音が重要
- まずはリスニングで高得点を取ることに注力すべし