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今やTOEIC対策の定番となっているスタディサプリの名物講師こと関正生先生のTOEIC対策単語帳です。
世界一わかりやすいというタイトルからもある通り、初心者からでもわかりやすい丁寧な解説に定評があります。 丸暗記に頼らず理屈から理解したい人にはおすすめの一冊です。
難易度:TOEIC300点前後の人向け
本書のレベルはTOEIC300点前後の人向けです。中学レベルから復習したいという人にはうってつけの書籍です。
あさすがに英語を少しでもかじった人であれば知っていると思います。
本書の到達点はTOEIC900点超レベルまで対応可能です。
すべて覚えきったあとは、金のフレーズに取り組むことをおすすめします。
世界一わかりやすいTOEICテストの英単語の良い点
関先生のコンセプトにもあるように「丸暗記に頼らない」記憶法がふんだんに盛り込まれた構成となっています。
各単語には、意味や例文はもちろんのこと、単語の成り立ちや根幹を成す意味、そしてイラストも多用されているため、丸暗記ではなく「理解して」覚えることができます。
理系で英語嫌いの人に多い理由は、英語は丸暗記というように頭に刷り込まれているからということもあるかと思います。
数学は理屈をしっかり学んだうえで応用していかなければなかなか思うように成績はあがらないですからね。
この世界一わかりやすいTOEICテストの単語帳はその点を完璧にカバーしています。
すでに英単語をマスターしている人でも、改めてしっかりと語義を学びたい人には再学習にうってつけだと思います。
ちなみに書籍だけではどうしても覚えられない、覚える自信がない人にはなんとDVD講義版もあるようなのでぜひこちらもセットで試してみてください。
世界一わかりやすいTOEICテストの英単語での英語勉強方法
ユニットは全16ユニットに分割されています。
【目次】
Unit01 TOEIC超重要単語
Unit02 出題確実の鉄板単語
Unit03 Part1超頻出「まとめ単語」
Unit04 TOEIC特有単語
Unit05 訳語が難しい重要単語
Unit06 みんなが勘違いしやすい単語①
Unit07 みんなが勘違いしやすい単語②
Unit08 一度はきちんとチェックしたい単語
Unit09 もう1つの「品詞」が狙われる単語
Unit10 TOEIC常連の難単語
Unit11 絶対に知っておきたい「基本単語」①
Unit12 絶対に知っておきたい「基本単語」②
Unit13 絶対に知っておきたい「基本単語」③
Unit14 上級者を目指す「応用単語」①
Unit15 上級者を目指す「応用単語」②
Unit16 実際に出る「難」単語※Amazonより引用
関先生の単語学習法は「一か月に同じ単語に6回で会うこと」を薦めています。
6回本書を回すということですね。
単純計算で、30日÷6=5日となりますので、1サイクル5日でまわす計算になります。
一冊を5日間で完了させるということです。
5日間のスケジュールにしてみると以下の通りとなります。
- 1日目:Unit1-3
- 2日目:Unit4-6
- 3日目:Unit7-9
- 4日目:Unit10-12
- 5日目:Unit13-16
1日の学習単語量はおよそ150単語となりますが、2時間あれば完了することができるでしょう。
ポイントは、1回の学習で覚えようとしないことです。
1周目は素直に
英単語を見る→訳を見る→例文を見る→説明を見る→イラストを見る
といったようにくまなく全体を見ていきましょう。
2周目以降は音声も聞きながら、英語をみて1秒以内に訳が思い浮かべるレベルまでもっていきましょう。
3周目あたりから記憶できていることを実感してきますのでここらへんから、覚えらた単語と覚えられない単語を区別するためにペンやマーカーで単語に印をつけていくようにしましょう。
4周目は覚えているところはざっと読み、覚えていないところは丁寧に読むようにしましょう。
5周目以降は、CDを聞きながら英単語を聞いた瞬間に訳を思い浮かべるトレーニングをしましょう。英単語が読み上げられると同時に自分でも口から英単語、例文を発してみましょう。
ここまで実践すればほぼ単語もマスターできたも同然です。
あとは問題集などでどんどんと英文を読み、英文を聞き、解答力を鍛えていくようにしましょう。
一か月間のスケジュールでこの記事は書きましたが、それで終わりにするのではなく、次はスパンを開けて再度復習していくようにしましょう。
3カ月または6カ月おきに復習をしていくと長期記憶に定着していきますので一生忘れない知識となっていきます。
是非ボロボロになるまで使い込んでいきましょう。