TOEIC730点突破勉強法

35歳からの独学で、半年間でTOEIC300→TOEIC950にスコアアップした管理人の勉強方法を発信します。 小手先のテクニックではなく、王道の勉強方法を紹介するため、TOEICの後の英語学習にも大いに役立つよう構成していきます。また、外資系企業に転職した体験談、仕事内容についても適宜触れていきたいと思います。

【TOEICリスニング】音読の種類と効果

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リスニング対策には音読が有効です。自分から発話することで正しい発音を身に付けることができ、同時のその音声が直接自分の耳に入ってくるため相乗効果も非常に高い学習法です。

しかし、リスニング/音読というと「シャドーイング」「オーバーラッピング」「速聴」といろいろな用語が出てきて混乱に陥りがちです。

今回の記事ではそれぞれの種類と効果をまとめました。

目次

リスニングとヒアリング

リスニングとは動詞「listen(自発的に聞く)」の動名詞形で「listening」と表記します。

30代以降であれば、学生時代「ヒアリング」と教わった人が多いかもしれません。

ヒアリングは「hear(自然に聞こえる)」の動名詞刑で「hearing」と表記します。

では何が違うのかと言われると、大きな違いはありません。

昔はヒアリングの表現のほうが使われることが多かったですが、英語学習で音声を聞くことは自発的に聞くということから「リスニング」のほうが適切という流れになり今にいたります。そのため、「英語を聞く」ということは「リスニング」でとらえて問題ありません。

リスニングの種類と効果

リスニングの中にも種類がいくつかあります。ひとつずつ見ていきましょう。

リスニング

これはそのままですね。「聞くこと」全般を指します。

精聴(セイチョウ)

精聴とは、「丁寧に聴く」ということです。一つ一つの単語、文章のつながり、抑揚、耳をすましてすべてをしっかりと聞き取ることですね。

特に初心者はまずこちらのトレーニングが一番重要になります。精聴をすることによって「どこが聞き取れないのか」を明確にすることが大事です。

慣れないうちは、精聴をしながら紙に聞こえた内容を書き写していくことをおすすめします。聞き取れない部分はカタカナでも構いませんので「自分の耳ではどう聞こえたか」を書き記しておいておきましょう。

速聴(ソクチョウ)

こちらは文字通り「速く聴く」ということです。音楽プレーヤーを使って音声の速度を速くして聞くことを指します。一種の高地トレーニングとなりますので速聴で日々のトレーニングを行うことでTOEIC試験本番のリスニングテスト時にゆっくり聴こえてくるという効果があります。1.2倍~1.5倍でトレーニングすることが一般的です。2.0倍でトレーニングするツワモノもいますが、2.0倍以上になると所々で音が割れてしまうため正確な発音が聞き取れない可能性があります。

多聴(タチョウ)

読んで字の如く、「たくさん聴く」ということです。最初のうちは多聴をする前には必ず「精聴」することを心がけてください。

理解できていない英文を聞くことはほぼ意味がありません。リスニングスコアが400点を超えたあたりから、英語ニュースや音声教材を使っていろいろな種類の英文を聞くようにしましょう。

アルク社の「1000時間ヒアリングマラソン」にもありますように、リスニング力がしっかりと身につくのは1000時間分のトレーニングを積む必要があります。1日1時間でも3年はかかる計算ですが、1日3時間であれば1年で達成することができます。 

 音読の種類と効果

リピーティング

まずは音源を聞きながらそっくりまねて繰り返します。最初のうちは1英文単位で音声を聞く→音声をとめる→自分で音読する、というやり方がよいでしょう。慣れてきたら少しずつ文章の量を増やしていきましょう。

ここで一番重要なポイントは発音やリエゾン、抑揚などすべてをネイティブスピーカーを真似るということです。

じっくりと聞きながら100%音源を一致するまでを目標に何度も繰り返しましょう。

リード・アンド・ルックアップ

リード・アンド・ルックアップとは「Read & Look up」と記載します。

音読した後にテキストの英文から目を離して暗唱する方法です。

リピーティングで英文の内容をしっかりと理解できてから本トレーニングに進みましょう。

オーバーラッピング

英文スクリプトを読みながら、音声と同時にオーバーラップするように音読します。

音声のスピードと同時に発話する必要があるため、スピードが速すぎて追いつかない場合には再生速度を低くした状態(0.6倍~0.8倍程度)からスタートして徐々にスピードを上げていきましょう。

シャドーイング

シャドーイングとは、ボクシングのシャドーイングと同じ意味です。影のようにネイティブスピーカーの音声を追いながら音読する方法です。

リピーティングやオーバーラッピングと異なることは「スクリプトを見ないで」聞こえた英語をそのまま繰り返して音読する必要があります。その為、難易度はこちらが一番高いですが効果も一番あります。

リピーティングやオーバーラッピングでしっかりと訓練した英文を使うことをおすすめします。区切らずに最初から最後まで通して行うため、最初のうちは短めの英文ではじめましょう。

音読のポイント

音読の効果を十分に発揮するためのポイントを記載します。

1日10回は音読する(15分~30分)

1分から2分以内の英文を10回読む作業を続けましょう。

喉にも負担がかかるので長時間のトレーニングはおすすめしません。

また、音読は脳の活性化にも効果があるので朝起きた後すぐに行いましょう。

気持ちを込めて読む

日本人である我々には恥ずかしいかも、と思うかもしれませんがスピーカーになりきって音読しましょう。自分の音声を録音して音源と比較するのもおすすめです。

英語の語順で理解する

英語は頭から読み下していきましょう。日本語のように後ろから前に修飾していく読み方は百害あって一利なしです。

英語の意味の区切りを意識しながら、情景もイメージできると尚よいですね。

まとめ 

TOEICのリスニング対策に一番効果的な方法は間違いなく「音読」です。

英文を理解するなど、事前準備に時間はかかりますが、一度準備してしまえばあとはその英文を繰り返し繰り返し音読していけばよいのでスキマ時間にも取り組みやすい学習法です。

いきなり難しい英文から入ってしまうと挫折しやすいため、まずは簡単な英文からスタートしましょう。おすすめはTOEIC公式問題集のPart3の会話問題です。1分前後の英文のため、無理なく進めることができます。