いよいよ平成最後の年末を迎え、暦も12月に突入しました。
師走の慌ただしさとともに、毎年恒例のインフルエンザや胃腸炎などの感染症も話題にのぼる季節でもあります。
今回の記事のタイトルに「おや?」と思った方も多いのではないでしょうか。
冬場とスコアってなんの関係が?
目次
語学習得に必要な要素
TOEIC学習だけでなく語学学習全般にいえることですが、まず語学習得に必須の三大要素は「単語「文法」「発音」です。これらの基礎なくして英語力の向上はあり得ません。次にこれらの三つの要素を融合させて運用させる力が必要になります。
言葉は人と人とがコミュニケーションするために生まれたツールですから「伝え合う力」というものが必要になります。
これがいわゆる4技能といわれ「リスニング」「リーディング」「スピーキング」「ライティング」の4つとなります。TOEICのテストでもLR(リスニングとリーディング)、SW(スピーキングとライティング)の2種類の試験がありますが、一般的にTOEICといわれると「LR」の試験を指します。
スピーキングとライティングはまだまだメジャーではなく、スコアとして保持する必要性は今のところ多くはないのが現状です。
ただ、語学習得にはこの4つの技能がバランスよく身についていることが理想です。
TOEICスコアアップにはどの要素が効果的?
そうはいってもこの4つの技能のうちでどれがTOEICスコアアップで効果があるのか気になる方もいるでしょう。実は「スピーキング」こそが一番の効果があるのです。
本ブログでも何回か紹介しましたが、TOEICの勉強法には色々な種類があります。
先にも述べましたが、英語はコミュニケーションのツールですので、「伝えたいこと」を英語というツールを使って相手に自分の意思を伝えるが役割です。
もちろん伝える方法は「話す」だけはなく「書く」ということでも可能ですが、スピーキングの場合は、「自分で話す(スピーキング)」→「自分で話した内容が耳に入る(リスニング)」というように耳にも同時に情報が入ってくるためリスニング力の向上にも大きく寄与します。
TOEICはLRのテストですが、スピーキングをすることでリスニングも上がるという訳です。
なぜ冬場?
本題の冬場のキーワードですが、スピーキングに一番有効なトレーニングは「シャドーイング」です。音声を聞きながらその音声の後をボクシングのシャドーボクシングのように自分で追って発音していくトレーニングです。
もちろん声を張ってトレーニングするに越したことはないですが、ぶつぶつとつぶやくだけでも効果があることが実証されています。
家の中であれば自分の部屋やトイレ、風呂場などでもトレーニングできますね。
私もシャドーイングのトレーニングを取り入れた結果、リスニングスコアが大幅に伸び、最終的にはリスニングスコア満点を取ることができました。
ただ、シャドーイングのトレーニング期間は徹底的にシャドーイングしかしていませんでした。
冬場にスコアが劇的にアップする理由というのは「マスクをすることで人目をあまり気にせずにどこでもシャドーイングできる」からです。
私は毎日往復で3時間、日々満員電車の中で押しつぶされながら会社に向かっています。新聞はおろか、本もスマホも開けないほどに混雑する場合もあります。
その時に活用できるのが「音声」です。スマホやウォークマンがあればイヤホンが使えますのでリスニングができます。混んでいても関係ありませんね。
また、マスクをしていれば口元が隠れますので多少モゴモゴと口を動かしても怪しまれません。堂々とシャドーイングのトレーニングができるというわけです。
11月から3月くらいまでであれば風邪予防ということでマスクをするのは普通です。
また、花粉症持ちの人であれば2月から4月中旬くらいまではマスクが必須アイテムとなります。
そうなると11月から4月の間は堂々とマスクをしても不自然ではないですね。
風邪の予防、花粉症対策という「健康への効果」と「シャドーイングが堂々とできる」という一石二鳥の効果が出てきます。
まとめ
長々と書いてしまいましたが、要は言いたいことは「リスニングにはシャドーイングが一番効果がある」ということです。
マスクをせずにぶつぶつとつぶやいているひともたまに見かけますが、気にならないのであればそれでも全然かまいません。
私はそこまで度胸がないのでマスクを活用してこっそりと練習していますという紹介でした。