今や社会人だけではなく大学生にも浸透してきているTOEIC。
いつかは受けなければいけないだろうと思いながらも学校、サークル、バイトに大忙しでそんな暇もないかもしれません。
私がTOEICを受けたのは大学3年の時に大学のIPテストを実施した時でした。
今から20年近く前になるので、まだ当時はそこまでTOEICは有名ではありませんでしたが英語力がこれからの時代に必要になってくるんだなという実感はその時感じていました。
いまや就活では必須といっていいほどのメジャー資格となったTOEIC。大学生はいつ頃から意識し始めればよいのか。今回はそんな疑問にお答えします。
目次
TOEIC受験は大学2年までに終わらせよう
一般的に、社会に出て企業勤めをするのであれば大学3年生から就職活動が開始します。また、大学3年になるとゼミ活動や卒論に向けた研究が本格化してきます。
大学2年までは毎年遊びほうけていた友人たちがいつの間にか目の色が変わって、まじめモードで就職活動。その変わりように焦りを覚えた記憶があります。
というように、大学3年になると非常に忙しくなります。
就職活動ともなると、20社から30社、人によれば100社以上の会社にエントリーする可能性もあります。エントリーするにあたって、資格欄に埋める主要な資格といえば「TOEIC」です。
やはりグローバル化するこの現在、英語力はどこの企業でも求められています。
大学3年になって全く受けたことがないとなるとさらにこの多忙の中「TOEIC」の勉強をしなければなりません。
最低でも3か月間は集中して勉強をしないと目指すスコアは取れません。
一朝一夕の対策では歯が立ちません。
そうならないためにも是非大学3年になる前までには受験対策と受験を終わらせておくのが吉です。
TOEIC対策は早ければ早いほうがいい
私がおすすめするのは、大学受験終了後すぐにTOEIC対策に取り組むことです。
理由は2つあります。
- 英語の感覚が残っているうちにTOEICをやるほうが効率がよい
- 勉強する時間がある
推薦入試やAO入試で大学受験を経験していないとしても、高校の授業で英語は習うはずですのでその感覚が抜けないうちにTOEICの勉強を始めましょう。
TOEICはビジネス中心なので学校英語とはまた範囲が変わってきますが、もちろん被る部分もありますし文法事項については学校英語のほうが範囲が広いです。
そして何より受験後~大学2年までの間は時間に余裕があるからです。
サークルとバイトで忙しいという人もいるかもしれませんが、大学3年~4年、ましてや社会人の忙しさに比べれば大したことありません。
大学4年間遊びほうけたのち、社会人になってからのやり直し英語は本当に精神的にもつらいですしモチベーションを保つことも大変です。
毎日毎日仕事に追われ、残業、終電帰り、突発的な飲み会・・・もちろん全員がそんなことになるわけではないですが、プレッシャーはかなりかかるように感じます。
そんな風にならないためにも早めの対策をしておくことをおすすめします。
TOEICで高スコア=英語ができることへの自信につながる
TOEICは他の資格と比べると、難易度・必要勉強時間に対する評価が非常に高く「コスパのいい資格」です。
高校からの継続で、資格につながるもの第一位は「TOEIC」といっても過言ではありません。
TOEICのテスト攻略法はあらゆる角度からされつくしており、勉強法を間違えさえしなければ目標スコアは確実に取ることはできる資格です。
イメージとしては、500点→700点→800点→900点といったように4段階の壁がありますがどれもきちんと勉強していけば3か月毎に達成が十分可能なスコアとなっています。
本ブログでは730点を一つの目安としていますがどんなレベルの人であれ、6カ月継続的に勉強を続けていけば730点は誰でも取得できるスコアだと考えています。
正直なところ、TOEICで高スコアをとったからといって英語がペラペラで使いこなせるということはありません。
しかしビジネスで最低限必要なスキルはTOEICで身につけることは可能です。
TOEICで高スコアをとることはビジネスにおいて英語を使いこなせる「見込み」が十二分にあるととらえてよいと断言できます。
就職活動でTOEIC730点以上あればどの企業でも8割型は評価してもらえますし、何よりも資格欄が一つでも埋まるというのが大きな心の支えになることでしょう。
是非忙しいからと先延ばしにせずに早め早めの行動をすることをおすすめします。
まとめ
近年グローバル化が進み、英語力が求められる時代が来ています。
語学学習は早いに越したことはありません。余裕がある人や興味がある人は大学生からとはいわず、中学・高校からでもチャレンジする価値は大いにあると思います。
TOEICは、TOEIC LR試験の入門編としてTOEIC Bridgeテストもありますので中高生はまずはこちらから受けることも一つの手かと思います。