
【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問
- 作者: ヒロ前田,テッド寺倉,ロス・タロック
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2017/07/21
- メディア: 単行本
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TOEICを受験するにあたり必須アイテムと言われるのが「TOEIC公式問題集」。とにもかくにもとりあえず買っておいて損は無い一冊であることは間違いありません。
文法や単語をある程度分かっていればTOEIC公式問題集に取り掛かったほうが「TOEICのスコアアップ」という意味では手っ取り早く結果がでます。
ただ、なんとなく盲目的に公式がよいというように言われてるということもあり、実際私も今まで公式以外の問題集はあまり使ったことはありませんでした。
しかし、本気で英語力をつけてTOEICのスコアも実力でアップさせたいといった時にもっと適切な問題集はないのだろうかと模索しながら見つけた問題集がこちら。
その名も『TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問』です。
これ、本当に至高でした。
これから紹介していきたいと思います。
難易度:TOEIC500点前後の人向け
Amazonレビューを見ても難易度的には賛否両論あるのですが、私の感覚としては本番より少し難しいかなというように感じました。
ただこれは、変に重箱の隅をつつくような難問があったりするという訳ではなく、しっかりと英語を聞いて、読んで理解していないと解けない問題がところどころ見受けられるという印象がありました。
言い換えると、先読みや消去法でパパっと消えるような甘い問題が少ないということです。
その点、本当に初心者(TOEIC300前後の人)にとってはボコボコにされてしまう可能性があるのでTOEIC500点あたりを超えた人(文法項目は一通り理解している)におすすめします。
TOEIC至高の模試600問の良い点
ちょっとありすぎて書き切れないのですが、感じた印象をいくつか。
- 公式問題集と同等の値段で3回分の模試が収録されてコスパ良し
- 勉強法がしっかりと載っている
- 問題と答えが1模試ごとに別冊になっている
- TOEICのコラムが多数掲載されている
- 新傾向問題についての記載もしっかりとあるため、新傾向対策も安心。
- マークシートに勘ボックスがついている
- 難易度が公式より高めなので高地トレーニングができる
というように、至れり尽くせりの内容です。
TOEIC公式問題集だと模試2回分しか収録されていませんが、TOEIC至高の模試だと3回分収録されています。
やはり2回分だとちょっと少ないかなという印象があるのですが、3回分が一番ちょうどいい感じがします。
TOEIC至高の模試600問での勉強方法
TOEIC至高の模試の勉強法は、本紙にもしっかりと記載されていますがざっとおさらいを。
3回チャレンジ法というやり方を推奨されています。
↓リンクも貼っておきますがこのあと簡単に説明していきます。
3回チャレンジ法とは?
その名の通り、3回問題を解くということです。
では具体的に
1回目
本番と同じく2時間の時間制限の中で問題を解く。
2回目
解説を読まずに再度、同じ問題を一から解く。今度は時間制限なしで自分の知識を総動員して解く。ここで自分の真の実力が分かる。
この後しっかり解説を読んで理解する。
3回目
2回目終了後、およそ3週間あけたあとに再度3回目を解いてみる。
1回目と同じく2時間の時間制限の中で解く。
以上。
これを1模試ずつこなします。
3模試×3回やるので合計9回解くということになります。
数字で見る以上にかなりハードな勉強法ですが、これが本当に英語力がつくので驚きです。
2回目の制限無しの時にどれだけ本気で自分の力を出し切るか、そして2回目の答え合わせと解説を読むときにどれだけ本気で理解しようとしているかによって成果が見違えるように違ってきます。
至高の問題集は3回解いただけでなく、5回でも10回でも何度解いても新たな発見が見つかります。
ヒロ前田先生も何度も同じ問題集を繰り返すことの重要性を説いています。
TOEIC500点を超えたあたりからは、TOEIC至高の模試を中心としたトレーニングをしていけば相当な力がつくこと間違いなしです。
ただそうはいっても別の問題集で実力を試してみたいと思うこともあると思いますのでその際には、TOEIC公式問題集やTOEIC非公式の問題集で自分の実力を試してみるのもありかと思います。
本番で結果を出すためには本番と同じ時間で集中するという訓練が一番重要ですので模試を解くことは本当に重要です。
問題集関連は以下の記事もまとめていますので是非参考にしてみてください。