英語学習にとってシンプルながら一番大切な要素。それは「継続力」。言語学習は理屈の学問というよりもスポーツのように慣れや習練の要素が強いものとなります。
分かり易い例でいいますと、「筋トレ」と同じと考えてください。
筋肉は日々トレーニングをすることにより筋肉痛→修復→筋肉痛→修復というサイクルを経てどんどんと筋肉も大きくなり、より重い重量のバーベルを持ち上げることができるようになり、より速く走ることができるようになり、より長く走るスタミナがついていきます。誰しもが鍛錬をつまずに一流のアスリートになれることはありません。地道な努力を重ねることで昨日の自分を超えていくことができます。
これは、英語学習ににも言えることです。英語も同じように毎日少しでも触れることで徐々に力がついていきます。逆に少しでもさぼってしまうと途端に筋肉と同じようにしぼんでしまいます。
週末に10時間よりも毎日30分続けることが上達への最大の近道です。
とはいえ、TOEICの勉強ともなると「日常会話」「ビジネスシーン」の連発で退屈してしまいモチベーションも低下してしまいがちです。
そんな中、今回はモチベーションを上げるための厳選書籍5冊を紹介したいと思います。
目次
1.英語上達完全マップ

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 単行本
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瞬間英作文で一躍有名になった森沢洋介先生の英語学習法が掲載された書籍となります。TOEICだけでなく英語学習の初心者から上級者までの学習方法が記載されています。この本のコンセプトは「実際に使える英語を身につけること」となっており、自分が今度どのように英語と向き合って生きていくかを改めて考えさせてくれる一冊となっています。こちらのサイトに書籍と同様の勉強法が掲載されていますが、書籍のほうがより詳しく掲載されているため、書籍版も合わせてみていただくことをおすすめします。
2.完全保存版 できる人の英語勉強法
長年英語講師のトッププレーヤーとして君臨する安河内先生の著書となります。
安河内先生のコンセプトは「最終的に耳で聞いて英語を英語のまま理解する地点をゴールとする」ことであり、それを達成するための心構えが記載されています。
いろいろなメディアに触れ、アウトプットをひたすらと繰り返す。単純ながらも英語学習の本質を突いたやる気に満ちた勉強が多数紹介されています。
やる気に満ち溢れたい人にはおすすめの一冊です。
3.日本人の英語
初版は1988年となり、30年前が初版の著作となりますが英語業界を揺るがす大ベストセラーとなったのがこの「日本人の英語」です。
作者のマークピーターセン先生は大学教授やロイヤル英文法の執筆など幅広く活躍されています。
日本人が感覚的に理解できにくい冠詞や英語表現などを分かり易い例を交え紹介しています。
新書サイズで合計200頁にも満たない本書ですが、日本人には目から鱗がでるほどのエッセンスが満載となっています。ページ数も少ないので気軽に読める一冊となっています。
4.英語の多動力
ホリエモンこと堀江貴文氏の著作です。
単純に「英語学習」のためだけの内容にとどまらず、英語を使って現代のグローバル社会でどう生き抜いていくかを中心に書かれた書籍になります。
無駄なことはせず、空いている時間は常に情報収集をし発信を続ける。単純ながらも継続して続けれられる人は上位数パーセントのみ。その数パーセントの人間になるためのエッセンスが様々な観点から紹介されています。
あくまでも英語はコミュニケーションのツール。大事なことはコミュニケーン力でお互いで分かり合えることなのだということを再認識させてくれます。
私も英語学習で壁にぶちあたったときにこの本を読んで吹っ切れました。
純日本人なら純日本人らしく強みを活かしていけばいい。今でもバイブルとして心が折れそうなときに読み返しています。
5.科学的に正しい英語勉強法
テレビでお馴染みのメンタリストDaigo氏の著作です。
科学的な視点から日本人が英語ができない理由や英語ができるようになるための方法が論理的に述べられています。
学習方法について述べられている書籍は多数ありますが、本書では学習した内容を定着させる方法が詳しく記載されています。
ご本人の体験談の通り、積極的にアウトプットを重ねる習慣を身に着けることによって日本人も英語を克服できるんだと実感させてくれる一冊となっております。
まとめ
英語学習をするにあたって壁にぶち当たる場面というのは効果が短期的に見えないことにあります。
言語の学習は終わりなき旅で、ここがゴールというものがありません。
その為、何も目標がないままただひたすらに学習を進めていくだけでは途中でやがて力つきて飽きがきてしまいます。
そうならないためにも、試行錯誤の上で英語をマスターした上記で紹介した書籍を読むことで自分でもできるんだというこを実感することができるでしょう。
闇雲に走り続けるよりも先人の教えに従ってマネをしながら走ることが上達への最速の方法です。
本サイトの記事をみていだくことももちろんですが、様々な英語達人の情報も仕入れながら自分にとって最適な英語学習方法を確立させていきましょう。
私もまだまだ道半ばですが皆さんとともに英語スキルの向上に励んでいきたいと思います。