TOEIC730点突破勉強法

35歳からの独学で、半年間でTOEIC300→TOEIC950にスコアアップした管理人の勉強方法を発信します。 小手先のテクニックではなく、王道の勉強方法を紹介するため、TOEICの後の英語学習にも大いに役立つよう構成していきます。また、外資系企業に転職した体験談、仕事内容についても適宜触れていきたいと思います。

TOEICに洋書の多読は有効?

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今回はTOEICと洋書の多読の関係性についてお話したいと思います。

TOEICに登場する英文は、ビジネスや日常シーンが主体で構成されているため、職場での会話や、機内アナウンス、病院での予約、イベントのお知らせ、電化製品の故障、新製品の特売情報などなど、日常のシーンでは頻出な事柄ばかりですが、ではそれを延々と読み続けるのはそもそも「楽しくない」「飽きる」「頭に入ってこない」など感じる人も多いと思います。

TOEIC初級から中級者にありがちなものが、巷で有名な映画を洋書で読んでみようとして、ハリーポッターシリーズを購入したり、JapanTimesを購読して、単語も英文も理解できずすぐに挫折するパターンです。

私もTOEIC700を超えたとき、いろいろなメディアに手を出したのですが同様に失敗してしまいました。

TOEIC対策に洋書は有効?

正解は条件つきでYESです。条件つきというのは大まかに以下の通りとなると思います。

  • 英文法は一通りきちんと理解できていること
  • 洋書の語彙ランク(TOEIC〇〇点以上を対象)を信用しない
  • 実際手に取って、数頁読んで情景が理解できるものを読む

上記3つが鉄板でしょう。

ひとつめの英文法は中学から高校レベルまで一通りは理解しておく必要があります。

洋書や新聞の場合、省略や倒置が頻繁に使用されているため、それらを見抜く力が必須になります。リーディングの基礎固めは以下の記事を参照してください。

syoshinsyatoeic730oudou.hatenablog.com

2つめは、洋書のランクを信用しない(特にTOEIC〇〇点以上と記載があるもの)。

このランクはかなりいい加減で、TOEIC500点推奨と書かれた洋書でも、とうてい辞書なしでも読めるものでもないものが書店に並んでいます。

あくまでもTOEICはビジネス中心の英文、語彙のため、洋書(特に小説やエッセイ)などはTOEICのスコアでは測れないものがほとんどなのです。

3つめは、当たり前の話ですが、実際に手にとって情景が理解できるものを選びましょう。

具体的になにを読めばいい?

おすすめは、一冊がうすいものがよいです。1冊があまりも厚すぎるのは、途中で挫折してしまい可能性が大きいです。

自分のレベルより、1から2ランク(個人的には2ランク)下の書籍を読むことがストレスなくチャレンジできると思います。

洋書多読用の書籍として定評のある

がありますが、私がTOEIC700を超えたとき、ラダーシリーズのレベル1(使用語彙数1000語、TOEICレベル300~400点)の「Beauty and the Beast美女と野獣)」を購入しました。 

美女と野獣 Beauty and the Beast (ラダーシリーズ Level 1)

美女と野獣 Beauty and the Beast (ラダーシリーズ Level 1)

 

少しだけ本文を引用すると、出だしは以下の英文から始まります。

Once upon a time,there was a rich gentleman.

He lived in a far away country.

This man owned many great ships.

どうでしょうか。これなら読める気がしてきませんか?このレベルでも分からない表現が出てきますが、語注釈がしっかり記載されているのでどうしても分からない場合は参考にしましょう。

TOEIC900を超えても、時間があればいまだにラダーシリーズのレベル1~3の本を読み返しています。

そもそもストーリーが面白いですし、語彙も簡易なものなので、音読の素材としても申し分ないです。

大きめの書店に行くと、ラダー、ペンギンシリーズコーナーがあると思いますので是非手にとって確かめてください。

英字新聞の場合は、海外メインのものではなく、JapanTimes等、日本のニュースを中心にした英字新聞のほうが頭に入りやすいでしょう。

私が実際に英字新聞に手を出したのは、TOEIC900点前後までスコアが達成した時でした。やはり難易度が高いので、それ以下のスコアの人は洋書でまずは色々な種類の本を読む練習をすることが英文理解力の向上につながるでしょう。

「多読」の誤解

多読で誤解されがちなのが、ただやみくもにあれこれ手を出して読めばいいというわけではありません。「多読」を誤った解釈で理解している人は、パラパラと頁をめくっていき、結果何も分からないまま読了する人が非常に多いと感じています。

あくまでも自分のレベルに合わせるか、それ以下のレベルの本を日本語を介さずに前から読み下していく、それも何冊も。というのが真の多読です。

量はもちろん重要ですが、それに見合う質が自分にあるかどうかをもう一度問うてください。

まとめ

今回はTOEIC以外の書物による多読についてお話しました。

いざ書いてみると本当に当たり前のことしか書いてませんが、メディアに踊らされ誤解をしている人が非常に多いと思い、今回記事を書かせていただきました。

ビジネスで英語を使用するようになると、もちろんビジネス書をはじめ、論文、新聞、ニュース英語、エッセイ、小説など、さまざまな種類の英文を読む必要が出てくることがとても多くなると思います。

特に、海外の大学、大学院で学んできた生徒たちはものすごい量の読書とそれに対する議論を積み重ねてきています。

好き嫌いせず、いろいろなジャンルに興味を持つことが重要ですが、まずはその走りとして使用語彙数制限の低い、かつ知的好奇心をそそるような書物をたくさん読む習慣をつけましょう。

とにかく英語は継続が命です。TOEICの問題が解くのが億劫な日は、洋書に目を通す、ネットニュースを英語で見てみるなど、方法は様々です。

質✖量✖継続が英語力UPのカギになりますので、これからも楽しんで学んでいきましょう。