TOEIC初心者からよく聞かれる内容なので記事でまとめておきます。
おそらく大学受験で使用した英単語帳があるのだけれど、それをそのまま使ってTOEICに臨んでいいのか?ということです。
一応、
- DUO3.0 はTOEIC780点向けレベル
- 速読速聴英単語COREはTOEIC600から800点向けレベル
と記載はされてはいます。
実は私も最初は、ベストセラーだったDUO3.0を使ってTOEICに向けた英単語の勉強をしていました。
しかし、後々よく調べてみると
そもそもDUO3.0やCOREには、TOEICに絶対出題されない単語が多数含まれているのです。
TOEICは、ハッピーワールドな世界なので、争いごとや病気、負の出来事はおきません。
その点、DUO3.0やCOREは話しことばや社会ニュースも含まれているため、マイナスイメージを持つ単語が多数でてきます。
これって、TOEICを受けるうえでは全く必要のない単語なんですよね。そこに労力をかけるのは非常に勿体ないです。
DUO3.0なんて、登場人物のボブがかなり虐げられてまとめサイトまでできる始末です。それはそれで面白いので記憶には定着しましたが。
もちろん、単語帳としては実績もありますし非常によくできた作品だと思います。
大事なことなのでもう一度いいます。いまからあなたが目標としてるTOEICのテスト730点に関係がない単語を、授業や仕事で忙しい中覚える必要ありますか?
ありませんよね?
TOEICの目標スコアとった後に取り組めばよい単語帳です。
私は速攻メルカリで売って、金フレを買いました。
TOEICにはTOEICに出る単語帳を買う、あたりまえですけどここで時間の短縮、スコアに差がつくんです。
さぁ、いまこそ金のフレーズこと金フレから手をつけましょう。
syoshinsyatoeic730oudou.hatenablog.com
最後に、英語は突き詰めると最終的には単語力がものをいいます。どれだけ語彙を知っているかで英語の運用力がスムースになるかが決まります。
どんなに英文法ができても、リスニングが聞けても、そもそも単語の「意味」そのものを知らなかったらコミュニケーションなんてとれませんよね。
言葉は生き物です。日本語でも日々あたらしい言葉が誕生し、また以前とは異なる意味で使用されることも少なくありません。
ちょっと有名な例を挙げると
「確信犯」という本来の意味は、政治的な信念で正しいと思うことであったのに対し、現代では悪いと思ってやること、に意味が変わっていっています。最近の辞書でもデファクトスタンダートの意味として載っています。
英語でも、ググる(Googleで検索する)が一般動詞として使われるようになりましたね。I googled that news.(そのニュースググったよ)のように使われます。
このように、日々言葉は変遷していくので常にあらゆる分野にアンテナを張って知識を仕入れないと思わぬところで誤用してしまい、結果信頼を揺らぎかねない事態にもなりかねません。
そういった意味でも単語、語彙を正しく学び正しく運用する力というのはTOEICを勉強するときから意識して行うことが非常に重要なのです。