今回は発音とアクセントについて。
そもそも発音なんて学ぶ必要があるのか?これはよく聞かれる質問です。
実際、TOEICはListeningとReadingだけの試験ですから発音なんてできなくてもいいじゃないかと思われるかもしれません。
実際私もTOEIC受けたての頃は何も対策していませんでした。
目次
しかし、日本語と英語の発音は全く違います。
たまにカタカナでルビを振っている単語帳などもありますが、カタカナで表現できない音がたくさんあります。
英語には英語の発音方法があるので、面倒でもまずは一通り学ぶべきです。
発音をないがしろにしていると、後々の結果に大幅に響いてきます。特にリスニングが伸び悩んでる人の多くが発音を甘くみているからです。
私もリスニングが7割くらいで停滞していたとき、発音をしっかり学んだら満点が安定して取れるようになりました。
発音を学ぶ理由は?
発音を学ぶ理由は3つあります。
- リスニング力がUPする
- 発音で分かると、英語を英語のまま理解できるようになる
- 自信が付く
TOEICのみに限っていえば、2~3日程で発音の勉強を終わらせることができます。
ルールと法則を学んでおくだけですね。あとは、そのルールに従ってTOEIC勉強をしていけばいいだけです。
おすすめのテキストは?
正直なところ、発音関連の書籍はなかなか質の良いものがないというのが現状です。
なぜなのでしょう。おそらくアメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語など、英語の中でも地域によって発音方法が異なってくるため、それらをすべて完璧に網羅できるものがないからなのではないでしょうか。
辞書によっても発音記号が異なるものもありますね。
そんな中でも標準的なアメリカ英語の発音を丁寧にまとめた本がこちら。
おすすめのテキスト①
この本の良い点は、DVDが付属していることです。
基本的な発音方法を、映像を使用して練習することができます。正直このDVD編だけ見れば発音の法則はマスターできると思います。
2~3日くらいで繰り返し練習すれば身につくでしょう。
基礎編以降は結構な厚みがあるので時間に余裕がある方だけチャレンジすることでも問題ないでしょう。
おすすめのテキスト②
さらにTOEICに向けた発音練習のおすすめ参考書をもうひとつ。

(MP3音声 無料DLつき)TOEIC(R)テスト リスニング プラチナ講義
- 作者: ジャパンタイムズ&ロゴポート,濱崎潤之輔
- 出版社/メーカー: ジャパンタイムズ
- 発売日: 2017/03/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
こちらは厳密にいうと発音の参考書ではなくリスニング対策の参考書になります。
著者のHUMMERこと濱崎潤之輔先生はTOEIC満点を何十回も達成してる超人です。
リスニング対策ということで、Part1からPart4までの内容を網羅しています。
この書籍でおすすめなところは、冒頭に、日本人が間違えやすい単語が一覧化されて、
アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、男女の音声それぞれで発音してくれています。
例えば、以下の単語を発音してみてください。
- garage(車庫)
- major(主要な)
まず一つ目のgarageは、「ガレージ」ではなく「グラージュ」です。
二つ目のmajorは、「メジャー」ではなく「メイジャー」です。
※わかりやすいようにカタカナ表記しています。
これらは、覚えないとどうしようもありません。リスニング問題で出てきても知らなければ回答できない可能性がありますね。
そういった意味でも、日本人が間違え易い問題が網羅されているので、この本で徹底練習すればもうリスニングでは怖いものなしです。
今回は発音に絞った内容で書籍を紹介しましたが、またリスニング勉強のトピックの中でもこの本を紹介していきたいと思います。
まとめ
発音については、1冊は購入してざっくりでもいいのでルールだけでも学びましょう。
ことTOEIC対策だけいえば、2~3日くらいの勉強時間で問題ないです。
もちろん、TOEICを超えて実践で英会話をもっと学びたいという時が来たら再度学び直すことで全く問題ないです。
流ちょうな発音ができるようになると、本当に自分が発言するときに自信が持てますし、なにより「英語うまいね!」「留学してたの?」など言われると心躍ります(笑)